沖縄話
















少し前の話ですが。
GW中は、体を放射能から休めようホリデイ!第2弾として、沖縄へ行ってきました、たったの7日間だけど。
はじめは2週間くらい長野の松本にしようか、と思ってました。あちらの市長さんはチェルノブイリのときに実際に現地で数年間医療活動に従事していた元お医者さんなのだそうです。それを知って心強くなって松本へ、と思ったけど、どうもあまり離れた気がしない。じゃあ、関西?もうどこもいっぱい。福島からの風の流れを見ても、関西のほうへもかなりぐっと広がっている。じゃあもう沖縄に行ったれ!と自棄になっていってまいりました。

でも松本はいいらしいですね、給食の食材など、「放射能基準値以内でもゼロじゃないもの」は使わないとか。疑わしきは使わず。でも地産地消方針は堅持、という。確固たる経験と強い意志のあるトップには頼もしい政策、ですね。菅とか言うやつにも見習ってほしいね。


私は、もうだいぶ前からテレビを見なくなりました。本当は見たいんだけどね、見るものないよね、もう唖然とするぐらいに。ニューズぐらいは見ていたけど、あれももう終わったよね。NHK見ていても思ったものね。
ムスメも、だから、見てなくても興味ないみたい。映画が見れればいいらしい。先日パイレーツオブカリビアンがテレビでやっていて、あれはどうかなーと思ってつけてみたら、やっぱりすごい食いつきだった。ディヴィ・ジョーンズに(笑)。なにやら宇宙語のおしゃべりが止まらなくて、興奮で汗びっしょり。

それで、まあ、最近は特に見なくなりました、ニュースも。情報はネットで十分。だってあの男の顔を見るたびに心が痛いのよね。もうPTSDの範疇、精神的苦痛を味わう。あれだな、裁判起こそうかな「首相の顔を見るたび精神的苦痛を味わうんですが!どうしてくれるんでしょうか!」って。隣の国の人らみたいに、謝罪だ賠償だと騒いでみたらどうだろう。あれいいよね。なんかあるたびに声を上げるって。あまりに頻繁だとうっとうしいけど。確か同じ事言って東電を訴えた人もいたよね、10万円で。面白い人だ。

あっ、話がそれましたね。


ところで私は、以前沖縄に3年ほど住んでいたことがあります、十年以上前。GWの渡島はそれ以来の沖縄。相変わらず、本土とは違う風景。南国風というより、ここは日本じゃないなー、と改めてしみじみ。小さな島に都市部と農村と日本とアジアとアメリカと森・湿地がいっぺんに同居している島。

梅雨入りしたというのに雨などほとんど降らず、ほぼ毎日かんかん照り。空気も水も雨も地べたも怖くない、っていうたったそれだけの些細なことで開放感がみなぎります。
道端の草花にいつも興味深々なムスメが土にまみれたり、地べたに寝転んだり、水溜り指差して「いい?はいっていい?」って言われて、いいよーって言えたり。
自炊していたので、食材を得るためにスーパーに通っていたのだけど、九州・沖縄産のものばかりで、毎日地味に興奮、沖縄産どころか「○○町産」見たいなピンポイントもあって。魚が食べたきゃ、車でひとっ走り、好きな漁港へ行ってめぼしい海産物をあさったり。

もちろん古道具の仕入れもしてきました。東京にあるナチュラル系(すいません、なんかこんな言い方。なんていったらいいかわかりません)の流れは、流行に意外と敏感な沖縄県の若者にも浸透していて、新しい古道具屋さんや、雑貨屋さんなどが増えていたのには驚き。なんと骨董市もやっていた!規模はすごく小さかったけど。


また、7月も行って来ます。2,3ヶ月ごとに体内をリセットしないと。


※写真は沖縄。読谷村にある、やちむん(焼き物)の里の一風景。陶芸家たちが集まって創作活動をしている村です。クリックするとちょっとだけ大きくなります。