新年に向けて古家具をお探しの方、来年は古道具と共に生きる、という方

うちの店の奥は和室だ。計7畳半ある。それが3畳と4畳半で襖で仕切られていて、お客さんに入っていただけるのは手前の4畳半。奥の3畳は今現在どういう有様か、恐ろしくてここでは書けない。はじめ、ここは質素ながらも、手前の床張りの空間とはまた違った静寂(←赤子持ちにこの言葉は同居せず)を、古道具でしつらえたモデルルームのように表現しようとしていたのだが、ムスメがいる次点であっけなく砕け散る。でも最近は寒くなったので彼女はお留守番が多い。それでは、と、友人来訪時や打ち合わせなどに使う応接室のようにしようとしていたところ、つい先日ある情報でお隣の県へ突然仕入れにいくことになった。ここはアクセスも大変よく、とても近場なので、急な知らせでも駆けつけることができた。そこは昔私が高校時代通った町。車窓から市街を眺め、ぼんやりした気恥ずかしさを憶えつつ、しかし目指す場所ではしっかり仕事をこなす。応接室にあいそうな古い家具・・・と探していたが、気がつくとあまりに仕入れすぎて、今、和室がすごいことに。カウンターから眺める(といっても背の高い家具が邪魔をしてよく見えない、エアコンの風もブロックしてくれている)と修繕・掃除している間に年が明けそうだ・・・・、とぼんやり思う。もう店やオンラインショップに並べているのもあるけれど、和室に積んであるので、気になる方はクツを脱いで和室へどうぞ。簡単な拭き掃除はしてありますし、使えないような不具合のあるものはありません。気になるところは修繕していきます。遠方の方はオンライン化をお待ちくださると嬉しいです。ちなみにメニューはちゃぶ台、文机4台、工場?で使われていたペンキの後の残る台や机、安楽椅子、中学校のでかい木の本棚、大小さまざまな小棚などなど・・・・どれも私のテイストなのでいかにも和風、というものはほとんどありません。昔から言われてきたことですが、無国籍、というか和物なのに洋風のような?・・というか、むしろどちらでもないクロスオーバーな品揃えとなっています。